エッセイ たまに思い出してしまう出来事

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チーちゃん

昔々、友人と3人で食事をしていると、チーちゃんが突然
「ウチの彼氏アソコつるつるなのー♥」と言い出した。
私ともう一人の友人(「エッセイ半目の白目」出演の友人)は、一瞬言葉を失う

咄嗟に私が「彼氏って、どの人?あの、小柄な人とまだ続いてるんだっけ?」と口を開く。
チーちゃんはモテモテなので、しょっちゅう彼氏が変わるのだ。

「小柄ー?小柄って言えば小柄だけどー♥えー?そうかなー?あーでも小柄かもー♥あ、ちがうかなー?」

うん、もはやそこはどうでもいい。

半目の白目の友人が「つるつるってどういうこと?!」と慌てて尋ねる

「えー♥剃ってるんだよー♥
自分で剃ってるのー♥」

「全部?!」

「うん全部♥」

「ち、チクチクしたりしない?」

するー♥そこがまた可愛いのー♥

・・・・・。

以降私たち2人が彼氏のことを「トリガラ」と呼んでいたことを彼女は知らない。

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通りすがりのいぬ

変態友達しかいないの?

アオヤマ

まぁね

半目の白目の友人のことが気になった方はこちら↓↓↓

のんちゃん

昔お付き合いのあったのんちゃんご夫婦とバーベキューに行った時の話。

近くに海があり、私の夫とのんちゃんのご主人が釣りをしているのをぼんやり眺めていると、
突然のんちゃんのご主人が岩場で転んだ。

駆け寄ると、なんと腕に痛そうな怪我を負っているではないか。
えー!!私は持っていたタオルで止血をし、急いでのんちゃんを呼びに行った。

のんちゃんは道路を挟んだキャンプサイトでバーベキューの準備をしていたのだ。

私は必至で走った。しかし。あまりにも慌てふためいており、足がもつれて上手に走れない

気付いたら私は道路で、漫画のようにゴロゴロと転がっていた
私に備わった【走る】という能力が限界値を超えたのだ。

その光景に驚いたのんちゃんが私に駆け寄る。

「アオちゃん!!どうしたの!!道路の真ん中で寝てたら危ないよ!!」

ちがう・・・ちがうよ、寝てたんじゃないよ、こうなったのは全てアンタの旦那のせいなんだよ・・・!!

笑えるエッセイ 爆笑エッセイ 面白いエッセイ キャンプ

幸い私の怪我はたいしたことはなかったが、のんちゃんのご主人は病院で数針縫うことになってしまった。

しかしのんちゃんのご主人は酒に酔っていたのでそんなことでは帰りはせず、そのままバーベキューは続行された。
男たちはベロベロに酔っ払い、宴は夜中まで続く。

ふと、先程トイレに行ったのんちゃんがもう10分近くも戻っていないことに気が付く。

あれ?遅くない?辺りは真っ暗だ。

不安になった私は、役に立ちそうもない酔っ払いをそのままに一人でトイレに向かった。

入口から「のんちゃーん!いるー?まだトイレー?大丈夫ー?」と声をかけるも返事はない。

中に入るとそこには誰もいなかった

のんちゃん?!え!!どうしよう!!

私は急に恐ろしくなり、駆け足で辺りを見回った。

「のんちゃーん!!」

「のんちゃーん!!」

心臓がドキドキして、自分が青ざめているのが分かる

しかし。昼間転がった経験から、足元に細心の注意を払うことは決して忘れない

「アオちゃーん・・・」

は!!のんちゃん!!どこ?!どこで呼んでるの?!

「のんちゃーん!!のんちゃーん!!!」

「アオちゃーん・・・」

こっちだ!!消え入りそうなのんちゃんの声がする方に私は恐る恐る近付いた。

すると。

アオヤマ「な、なにやってんの?」

のんちゃんわかんない

真っ暗で何も見えず、気付いたらこうなっていたらしい。

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