エッセイ 昔々ストリップ劇場へ行った話

通りすがりのいぬ

なにしてんの

アオヤマ

人生はノリと勢い!!

こんにちは、このブログがいつ公開できるかは分かりませんが、
今日は「11月29日」で「いい肉の日」だそうで
「エッセイ アゲチンは本当に存在するのか」に登場したアゲ様に
家族分のステーキ肉をいただいたアオヤマです。

アゲ様のことが気になった方はこちら↓↓↓

今日、X(旧Twitter)仲間と「デリケートゾーンの黒ずみとは」という話をしていたら、
ふと昔ストリップ劇場に行った時のことを思い出したのでタイトル通りの話をするのだけれど、
あれは25歳くらいの時だっただろうか・・・

以前にもお伝えしたように、私は若くして結婚したが子供が生まれたのはその15年後だったので
若い頃は既婚者のくせにイケイケというかノリノリというか奔放というか節操がなかった。
25歳くらいの時は毎日飲み歩いていてメチャクチャしていたものだ。懐かしい。

その日は以前のエッセイにも登場した「のんちゃん」と二人、某温泉街で酒を飲んでいた。
そしていつの間にか隣の席のオッサン二人組と意気投合しており、
なぜかストリップを見に行こうということに。

どういう展開なのか・・・
ベロベロに酔っぱらっていたのだし、何年も前のことなので細かいことを覚えてはいないのだ。

初対面のオッサン達と一緒に、突然ストリップ劇場へ行ってしまうメチャクチャぶり。
全員ベロベロだ。

ストリップ劇場は、今みなさんが想像している通りの雰囲気だった。
ミナミの帝王とかに出てくるやつだ。(実際出たことがあるかは分からない)
ミラーボールがあってスポットライトがあって丸いステージがある、妖しさ満載のやつ。

ショーが始まると、激しい音楽と共にドレスを着たキレイな女性が登場する。
まず最初に驚いたのが、ダンスがちゃんとしているというか、本格的だった。
いやらしくクネクネしてるのを想像していたが。

おや、さっきまで激しい踊りをしていたダンサーの表情が変わっていく。
少しずつ艶やかになっていくのだ。
女の私でもうっかり情欲をかきたてられそうだ。
カラダにまとっている布が一枚一枚少なくなっていく。
そしてついにその裸身が晒された。

う・・・!!!美しい・・・!!!

えー?なにー?あれ天然なのー?なんて野暮な思いが一瞬で吹き飛んだ。
これはもはや芸術なのである。

なんというか、カラダに何の隙もないというか。
下着の痕はもちろん、こう、脂肪による横線みたいな痕とか、そういうものが全くない。
引き締まってもいるが程よく脂肪が付いており、まるで陶器のようななめらかな肌。
ツンと上を向いた形のいい乳房に、淡くキレイな色をした小さな乳頭。

あぁ、やっぱり毛があるのは首から上だけなんですね。
一切の余計な物が見当たらない完ぺきなカラダ。

そして一番の衝撃が目の前に現れた。
局部。パッカーン!!

えぇぇ?!
どうなってんの?!
私のとちがう!!

そう、局部が、よく見るアソコと様子が違っていたのだ。
いや、同性の局部を見るような機会もあまりないが、
きっとだいたいこんなもんだろうと想像しているアレではなかったのである。

色といい形といい、
ものすごくキレイだったのです。

「こ・・・これは・・・!!本当にアレなの?!」と、思わず近付いてマジマジと見てしまった。

後から聞くところによると、局部の形を整える手術やケアをしてくれるところなんかがあるらしい。
そのお姉さんがそういう施術を受けていたのかは分からないが、
とにかく頭のてっぺんから足の先まで美しいなんて、さすがプロである。

ベロベロに酔っぱらい、知らないオッサン達とひやかしでストリップを見に来た自分を恥じた。

私とのんちゃんは感動しまくり、そしてチップを挟みまくった。
チップは敬意なのだ。
ありがとう、こんな素晴らしい局部を・・・ショーを見せてくれて。

私たちは酔いもすっかり冷め、清々しい気持ちでストリップ劇場を後にした。

今思うとあのオッサンらはイイ人だな。
あんなもの見せられたらちょっとムラムラしちゃって「この後・・・」みたいなことになりそうなものだが、
とっても楽しいまま「じゃーねー!!」とお別れしてくれたのだ。
社員旅行に来ていた県外の人たちだった。
オッサン達、昔こんなことがあったの覚えてるかな。あの時はありがとう。

きっとデリケートゾーンの黒ずみについて語っていたX仲間も
あのような美しい局部を持ってはいないのだろう。
お姉さんは黒ずみについて悩んだりはしない。

仕方がない、我々はプロではないのだ。
あんなものを見せられては認めざるを得ない。
彼女たちはその美しいカラダに日々磨きをかけて、さらに美しく魅せる努力を惜しまない。
彼女たちは女のプロ。
私たちは悲しいことにアマチュアのまま終わりを迎えるのだ。
黒ずみがどうとかこうとか言いながら。

通りすがりのいぬ

なんの話だったの?

アオヤマ

だから黒ずみが辛いって話よ

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